海外の写真コンペティション、アワード

様々なテクノロジーの発達から、SNSやドクジプラットフォームなど、世界への写真作品の発表手段も多様化し、また、容易になっています。コンペティションに関してもしかりです。海外のアート・写真コンペも多様化が進み、メディアをアップロードするだけなので日本からも応募でき、かなり敷居が低くなりました。

本記事では、数ある海外の写真コンペのなかから、注目の3つをピックアップしてご紹介します。

IPA(International Photography Award)

まず初めにご紹介するのは、世界的に有名な写真アワードである『IPA』です(IPAとは International Photography Awardsの略です)。その注目度の高さから、写真界のアカデミー賞と評されることも。カテゴリーはプロとノンプロに分かれています。

IPAはニューヨークで開催され、グランプリを受賞すると2万2,500ドル(約255万円)が贈られるほか、
世界での作品展示の権利などが付与されます。また、プロ部門で上位3位までに選ばれると、ニューヨークで行われるルーシーアワードに招待されます。国際的な写真業界での注目度は高く、毎年世界各国から1万件を超えるエントリーがあります。

Shining a Light International Photography Contest

こちらはちょっと変わり種のコンペティションです。言わずと知れた世界的伝説のボクサー、モハメド・アリの功績を紹介する博物館である、アメリカはケンタッキー州ルイビルにある『モハメドアリ・センター』が主催している国際写真コンテストです。ボクシングだけでなく、社会問題と闘ったアリにちなんだ幅広いテーマで写真を募集しています。

ASIA DESIGN PRIZE

ASIA DESIGN AWARD』は、デザインでアジアにおける社会問題の解決を試みる、アジア初の公共に資する賞です。開始されたのは2017年からと、かなり新しい賞です。韓国のデザインポータル「DESIGNSORI」が主催しています。異常気象・格差社会・人種差別・食料危機など社会問題に取り組むデザインを募集しています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。ここにご紹介した写真コンペは、どれも日本国内から応募可能です!我こそはという写真家の皆さんは、是非参考にしてみてくださいね。